運動をイメージ頭に装着したヘッドセットが、
脳波を読み取り、損傷部位を迂回する
代償回路を検出、活性化
手に取り付けた電動装具が連動。
代償回路を通して、電気刺激などで
マヒした手指の動きを促すようサポートする
患者様は、
BMIとの応答から、脳の代償回路の
活動方法を学んでいく
患者様は、
BMIとの応答から、脳の代償回路の
活動方法を学んでいく
手に取り付けた電動装具が連動。
代償回路を通して、電気刺激などで
マヒした手指の動きを促すようサポートする
ウェルウォークWW-2000は、従来モデル(ウェルウォークWW-1000)のと特徴であった運動学習理論にもとづいた
様々なリハビリテーション支援機能と臨床現場での使いやすさをさらに向上させました。具体的には、
患者様に継続してリハビリテーションに取り組んでいただけるようモチベーション維持を支援するゲーム機能や、
異常歩行の改善に役立つ設定変更情報をリアルタイムで提示する機能を新たに搭載しています。患者様の歩行
状態の判断や改善策の検討をウェルウォークWW-2000がサポートすることで、療法士の業務負担を軽減
しながら患者様により効率的な歩行練習を提供することが可能となりました。
一般的名称 | 能動型展伸・屈伸回転運動装置 |
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製品名称 | ウェルウォークWW-2000(医療機器認証番号 : 301AFBZX00046000) |
全体構成 | 【本体】トレッドミルやモニターを含むシステム全体を製品として構成 【ロボット脚本体】麻痺側の脚に装着し、膝の曲げ・伸ばし動作を補助 |
特徴 |
医学的な運動学習理論にもとづくリハビリテーション支援機能 患者様に合わせたアシスト量の調整機能: 適切なアシストにより、初期から自然な歩き方で多数歩の練習を行うことができ、療法士の負担も軽減 患者様の異常歩行を自動検知: 複数のセンサーにより異常歩行を自動検知し、歩行の成否から定量的な指標をリアルタイムに提示。 認められた異常歩行に対し、その改善に役立つ設定変更の候補を提示 患者様の動機づけを促すフィードバックやゲーム機能: 歩行姿勢や歩数に応じ、モニターや音声によるフィードバックやゲーム機能を楽しむことができ、 患者様の練習に取り組むモチベーションの維持をサポート 患者様の動機づけを促すフィードバックやゲーム機能 臨床現場での使いやすさを追求 簡単装着、タッチパネルによる一括操作等のシンプルな構造と機能 充実したデータ管理: 歩行状態をリアルタイムで確認でき、さらに客観的な定量データの記録、再生も可能 充実したデータ管理 |
サイズ・重量 | 外形寸法:幅1,200mm、奥行き2,570mm、高さ2,380mm 重量:約700kg(本体)、約6kg(ロボット脚) |
当院では、退院後に自動車運転復帰を目指している患者様の訓練をサポートするためドライビングシミュレーター「Hondaセーフティナビ」を導入しました。シミュレーターの画面上では、場面に応じた操作指示が表示され、その指示に対する反応の速さや正確さで患者様の運転能力が評価されます。評価内容は、年代別・5段階で評価され自分の運転レベルを確認できます。また、自分自身の操作をリプレイして確認することができるため、不得意とする部分を客観的に確認することが可能となっています。自動車運転の練習をしたいが病気や障害などにより実車での訓練はまだ自信がないと言われる方でも安心して訓練を行うことができます。
特徴1 | 操作に慣れるための練習コースや難易度に応じた豊富なバリエーションを搭載 |
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特徴2 | 運転中の視覚情報の範囲や認知・判断に対する適応性及び、アクセルやブレーキ操作時の反応速度などを測定し、 数値データを健常者の運転データと比較することで評価が可能 |
特徴3 | 自己の運転能力の現状を認識しやすく、受容性が向上できる |
特徴4 | 認知・判断・運転操作の複合的動作を楽しみながら活用でき、リハビリに対する意欲の向上が図られる |
特徴5 | 3面ディスプレイにより広い視野での確認作業ができリアルな運転環境を体感できる |
フィジボRTDは、脳出血や脳梗塞等の脳血管疾患、整形疾患などによる上肢運動機能障害を持つ方を対象に、電気・振動刺激を併用しながら上肢(肩、肘)の自動運動をサポートする装置です。患者様に合わせた訓練パターン、課題の難易度、免荷量(装具を使い、骨折やケガがある部位に荷重をかけないようにする量)の設定が可能で、適切な負荷量のもと反復訓練を行うことができます。
(1) | 電気刺激と振動刺激を用いて、 運動を行う部位を意識させることで、効率的な運動学習が見込めます。 |
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(2) | 訓練効果の確認(訓練結果記録)や訓練中画面で患者様へのフィードバックを行い、モチベーションUPにつながります。 |
(3) | 一定量の免荷を機器が行うため、セラピストの省力化につながります。また、セラピストの経験による介入の質の差も是正できます。 |
遠くにあるモノを持ってくるときの動きで、
主として肘関節の進展運動と肩関節の
屈曲運動を目的としています。
電気・振動刺激を併用しながらカップの移し変えを行う物品操作訓練です。
握り・離しの動作を行う手指・手関節伸筋群を含めた上肢のADL向上を
目的とした反復訓練が行えます。
脳卒中や脊髄損傷などの後遺症として生じる手・足の麻痺(マヒ)には、運動療法を中心として装具、電気治療器、訓練ロボットなどを用い、さまざまなリハビリが行われています。 中でも電気治療器は家庭向けから医療機関向けまでさまざまな製品が開発され、治療に用いられています。
軽度から中程度の手・足の麻痺のリハビリテーションに対して新しく開発されたのが、随意運動介助型電気刺激装置IVES(アイビス)で、今までのリハビリでは効果が認められなかった患者様にも効果が期待されています。
手・足は、脳からの運動指令が神経によって筋肉に伝えられることで動きます。これを「随意運動」といいます。脳卒中や脊髄損傷などの後遺症として生じる手・足の麻痺では、脳からの運動指令が弱まって、身体が動かなくなったり動かしにくくなります。
IVES(アイビス)では、脳からの運動指令によって生じる筋肉の活動を電気信号として読み取り、弱まった運動指令を補うように麻痺のある筋肉に電気刺激を与えます。
(1)運動指令を出す | 手を動かそうと思うと、脳から手へ、“手の筋肉を収縮させろ”という指令が出ます。 |
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(2)運動指令を装置で読み取る | ①の指令で生じる筋肉の活動を腕に貼りつけた電極(シールのようなもの)で読み取ります。 |
(3)運動をサポート(増幅)する | ②で読み取った筋肉の活動に応じた電気を腕に送り、運動をサポートします。 |
リハビリテーションの可能性を広げる低周波治療器です。脳卒中の患者様や運動器疾患の患者様の状態や症状に幅広く対応しています。
6つの治療モードにより、患者様の状態や症状に合わせて最適な治療モードを選べます。
病室での自主トレーニングや在宅での継続的な治療にもお使いいただけます。
パワープレートとは独自のテクノロジー「3次元ハーモニック振動」を使い、全身の細部に負荷をかけ、短時間で効率的なエクササイズをすることができます。「3次元ハーモニック振動」とは、前後・左右・上下の3方向に1秒間25~50回の高速振動を行います。この「3次元ハーモニック振動」が多数の筋肉を刺激し、刺激された筋肉が元の状態に戻ろうとする反射反応を利用してエクササイズを行います。主な効果として、筋力増強、ストレッチ、リラクゼーションがあります。パワープレートを使用しての訓練は、重りを使用しないため関節に負担をかけずに訓練が行え、なおかつ加速度トレーニングにより訓練時間が短縮できるため心身共に負担のない訓練が行えます。
(1)痛みが少なく快適 |
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(2)気持ちも明るく |
(3)自立度が向上 |
車いす業者の協力を得て、患者様の身体的評価をもとに患者様の体に合った車いすを提供しております。この車いすは、患者様のニーズに合わせて調整できます。例えば、肘置きや足置きの位置、背もたれの角度や高さ、リクライニングなど微調整することができます。患者様は快適に車いすに乗れるだけでなく、リハビリテーションにおいても柔軟で素早い対応が可能です。この車いすのおかげで、病院内での活動時間が増え、効率も向上しています。また、 この車いすは移動だけでなく、リハビリテーションの効果を高める道具としても期待されており、患者様の早期回復をサポートしています。